ある調査でのアンケート「ビジネスシーンでよく耳にしているものの意味が分からない言葉」で上位に入った言葉を紹介します。
ただし、言葉の意味を知っていれば役に立ちますが、必要以上に使いすぎるのも考えもの。相手に分かりやすい平易な言葉を使うのも大事なことです。
1位「スキーム」
●スキーム(英:scheme)は「枠組みを持った計画」や「計画を伴う枠組み」のこと。「組織立って」「継続的に」実行される点が、単純な計画や枠組みを表すフレームワークと異なるところです。
2位「イニシアチブを取る」
●イニシアチブ(英:initiative)は「主導的」「先導力」のこと。
自発的、率先、の意味でも使われます。
3位「マター」
●マター(英:matter)は物質、事柄、問題、事態といった意味。
人名や役職の後について「問題」あるいは「(問題の)原因」の意味で使われることが多いようです。「鈴木部長_ 」「総務_ 」
4位「バーター」
●バーター(英:barter):物々交換を表すバーター取引が語源。
交換、交換条件。取引先との交渉条件のこともあれば、部課内の仕事の貸し借りなどの日常語としても使われる。
5位「架電の件」
●「架電」は「電話をかけること」という意味で、電話業界の用語です。
また、古い時代に判例で使用されてから法律家、官公庁、一般企業と広まった説もあるようです。
6位「ポテンシャル」
●ポテンシャル(英:potential)「潜在性」を意味する物理用語が語源。
一般的には潜在能力の意味で使われることが多い。
7位「NR」
●NRは和製英語ノーリターン(no return)の意味。
外出→NRは「外出してそのまま会社に戻らずに直帰」の意味になります。
8位「ガラガラポン」
●ガラガラポン:複雑になった問題を一から考え直すこと。
9位「ASAP」
●ASAP:As soon as possibleの略で「できるだけ早く」の意味。
「大至急」の意味で英文やメールなどで使われます。
10位「ペンディング」
●ペンディング(英:pending):保留、未解決、宙ぶらりんという意味。問題を先延ばしにする後ろめたさをカタカナ語でごまかすために使われるようになったという説もあります。
※「TKCビジネスワンポイントニュース」2013-5月号 付録資料より転載
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